大学生レポート

【まきボラ2025春レポートVol.4】|『たくさんの人と関わることの大切さ』

高校生サポーターと事業所紹介

こんにちは!
石巻好文館高校3年生の鈴木 大冴です。
まきボラ2025春では、「3.11メモリアルネットワーク」さんのボランティアを担当しました。

公益財団法人3.11メモリアルネットワーク
災害で命が失われない社会」を目指して、語り部の経験を聞ける場作りや、津波で被災したエリアの街歩きツアー、伝承施設のガイドなどを通して東日本大震災の経験と教訓を伝える活動をしている団体です。
3.11メモリアルネットワーク

プログラムの概要

門脇町の震災での被害を地域の人から話を聞いたり、実際に歩き、学んでMEET 門脇のボランティアガイドに挑戦するボランティアを3日間を通して実施しました。

活動の様子

このボランティアには2人の高校生が参加してくれました。
1日目は、災害で被害を受けた門脇地域について学ぶということをメインに行いました。最終日のボランティアガイドに向けて話す内容を自分で模索し、より深い発表にできるように取り組みました。
地域の方々から話を聞く際、うなずきながら真剣に話を聞く高校生の姿が印象に残ってます。また初対面にも関わらず高校生同士コミュニケーションをとっていたことに驚かされました。

二日目は、実際に伝承館のスタッフの方に案内をしてもらい自分たちの経験を踏まえながら、ガイドボランティアをする原稿作成をメインに行いました。
同じことを暗記して言うのではなく、自分にしかできないボランティアガイドをしなければいけないとなると、少し悩んでいましたが、わからないところは自分たちから積極的に質問しているようでした。

3日目は、原稿の最終確認を行い、本番を行いました。地域の方、観光客や市議会議員さんに来てもらい自分たちなりの発表を行いました。そして被災した経験などを伝える伝承活動をしている若者によるトークセッション聞きました。
2人とも緊張していると発表する前に言っていたのにも関わらずそれを感じさせない発表を二日間で学んだことを通して自分の思ったことや、してきた経験を踏え聞いてくれる方々に自分たちの伝えたいことを相手に伝えるためにはどーしたら良いか考えて工夫していました。聞いてくれた方々からフィードバックをもらい、その内容を活かして発表を重ねるたびより良い発表になっていたと思います。

サポーターを終えて思ったこと

私は2025春のまきボラに初めてサポーターとして参加しました。
2024夏のまきボラに参加した際、大学生サポーターさんに支えてもらい、自分の知りたかったことを知ることができ、自分もサポーターとして参加者の方々になにか一つでも持って帰ってもらえるようなサポーターになりたいと思い、参加させていただきました。

当日まで不安でしたが高校生2人のボランティアに対する真剣な取り組みを見て少しでもサポートできるように頑張りました。サポーターとして参加したのにも関わらず参加者との差別化をすることがあまりうまくできなかったのが反省点です。参加者が同じ高校生だったのでわからないこと聞きたいことを気を遣わずに相談してもらうことができたと思います。

今回この活動を通しての反省点を今後サポーターをする機会があったら活かして、より参加者を支えられるようにしたいです。また、まきボラに参加したみなさんは今回関わってきた多くの人との関係を今回で終わらせずに築いた関係を大切にして欲しいです。

そしてまきボラの受け入れにご協力くださった事業所の皆様
ありがとうございました!

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