大学生レポート

【まきボラ2025春レポートVol.2】|『心を結ぶ瞬間』

大学生サポーターと事業所紹介

こんにちは!宮城大学1年の齋藤伊吹です。


まきボラ2025春では、大学生サポーターとして「にじいろクレヨン」さんのプログラムを担当させていただきました。

にじいろクレヨンとは
東日本大震災をきっかけに、子どもたちの居場所を作ることを目指して立ち上げられた団体です。日常的に遊びや自然体験、アートを通じて多世代が交流できる居場所づくり、子どもが安心安全に過ごすことのできる地域社会を目指して活動しています。
特定非営利活動法人 にじいろクレヨン

プログラムの概要

子どもたちと遊んだり、お絵かきやアート活動をしながら、子どもたちがのびのびと過ごせる居場所づくりをサポートするボランティアを、高校生2人と共に2日間行いました。

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参加者が子どもたちの世界に飛び込む瞬間

「一緒にこれやろー!」「やっぱルール変えよう!」「次は鬼ごっこね!」 にじいろクレヨンでの活動は、子どもたちの「やりたい!」が次々に飛び交う場所でした。最初は戸惑っていた高校生たちも、その波に飲み込まれるように、気づけば全力で遊び、走り回り、そして一緒にご飯を作っていました。

「ここ、こうするともっとカッコよくなるかも!」
粘土やカラーペンや手芸グッズを手にした高校生が、子どもたちとアイデアを交わしながら作品を作り上げていきます。その瞬間、ただの「ボランティア」ではなく、一緒に何かを創る「仲間」になっていることを実感しました。
鬼ごっこが始まると、さらにその場が盛り上がりました。
「待てーー!!」 「やばい、逃げろ!!」

高校生たちは手加減なし。でも、子どもたちはもっと手加減なし。全力で走り回るうちに、最初の緊張はとっくに忘れていました。気づけば、笑い声が響き渡っていました。

活動の終わりが近づいたとき、子どもたちがポツリとつぶやきました。

「今日で終わっちゃうの?」 その一言が、この活動のすべてを物語っているように感じました。高校生たちはただのボランティアの人ではなく、子どもたちにとって“また会いたい人”になっていたのです。

参加者が子どもたちの世界に飛び込む瞬間

「ボランティアって真面目な感じかと思ってたけど、意外と楽しそう?」
「なんか面白そうだから来てみた」
「地域でこんな活動してるんだ…」
石巻のあちこちで、高校生と大学生たちが動き出す。 企業や団体の中に飛び込んで、初めての経験に戸惑いながらも、少しずつ馴染んでいきます。
活動が終わるころ、
「あれ、ちょっと自分成長してない?」
「意外とこの仕事向いてるかも?」
そんな気づきが生まれることもあります。
まきボラは、ただのボランティアではありません。
それは、新しい自分に出会うための場所です。

さいごに

今回のまきボラでは、「高校生の主体的な活動をサポートしつつ、自分も楽しむ」ことを目標にしていました。その点では、楽しみながらも高校生や子どもたちの動きをしっかり観察し、臨機応変に対応することができたと思います。

ただ、活動中は広いスペースでの動きが多く、自分がどこにいるべきか迷う場面もありました。事前の連携を強化したり、活動全体の流れを把握することで、よりスムーズなサポートができたかもしれません。

子どもたちの記憶は日々新しく塗り替えられていきますが、この日、一緒に遊んだ時間が確かに楽しかったこと、それは間違いなく事実です。笑って走って、夢中になった一瞬一瞬が、たしかにそこにありました。

まきボラの魅力は、そういったその場限りのようでいて、実は心のどこかにふっと残る時間を生み出せることにあると思います。

今回の経験を活かし、今後も関わることで生まれるつながりを大切にしていきたいと思います。

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