大学生インターンと事業所紹介
こんにちは!
東北芸術工科大学4年の伊藤謙です。
まきボラ2025夏では、「こんじん」さんのボランティアを担当しました。

▶こんじんとは
石巻を中心にいろんな生き物を捕獲し、美味しさと命の大切さを伝える活動をされており、外来種問題、未利用魚の魅力を発信しています。
こんじん(@noon_419n) • Instagram写真と動画
プログラムの概要
1日目に川へ行き、未利用魚の捕獲を行いました。そして2日目に自分達で捕獲した生き物たちを自分たちで調理し美味しくいただきました。
活動の記録
活動中は、高校生たちが主体的に動いていて、サポーターや大学生が過度に指示を出さなくても成り立っているのが素晴らしいと感じました。自分自身も一参加者として自然に混ざれるような空気感があり、「やってみよう!」と思える雰囲気が広がっていました。
↓捕獲した魚を捌く様子

初めて捌く生き物もいて、ドキドキしながらも触ってみると意外と柔らかかったりするなど、とても楽しそうに調理していました!



活動を終えて
今回見ていて、自然とやりたくなる雰囲気の中で、高校生は自分の興味やタイミングに合わせて動いていて、これはまきボラの魅力だと感じました。
一方で難しかったのは、活動を「どう感じたか」と言語化することでした。ただ「やった」で終わるのではなく、「そこから何を学んだのか」「どう変わったのか」を言葉にするのは簡単ではありません。春のまきボラでは、事業所の方が丁寧に意味や価値を言語化してくださり、その重要性を実感しました。今回、自分が振り返りをする立場になってみて、その難しさと必要性を改めて考えさせられました。
また、私は普段あまりお節介なタイプではなく、つい「これで大丈夫かな」と省エネモードで関わってしまうことがあります。しかし、まきボラの場では「人に興味を持つこと」を意識することがありました。春のまきボラの経験を経て、人それぞれの個性やタイプを意識して見るようになり、今回は一人ひとりに目を向けられたと思います。
そして最後に、まきボラの受け入れにご協力いただいた事業所の皆様ありがとうございました。